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不動産価格の歴史①

カテゴリ: 不動産投資
さて、ここで日本の不動産価格の歴史を知ろう。

戦後、日本は焼け野原の時代から、昭和31年の経済白書の名言「もはや戦後ではない」、昭和39年の東京オリンピック、昭和45年の大阪万博などを経て、高度成長の道を驀進した。
1980年代までは「土地神話」があり、不動産価格は下がらない、という根拠のない「神話」が確かに存在していた。
地価は下がったことがなかったことから、「土地神話」は説得力を持って受け入れられていた。

1980年代後半には、不動産価格の上昇カーブが加速し、ごく普通のサラリーマンには手の届かない価格になった。
そのことが更に、今買わないと、という焦燥感を強くさせた。
マイホームを健全に持つことが可能な上限価格として、平均年収の5倍という指標がある。
平均年収の5倍で買える物件は、80年代前半は中央線で三鷹の先くらいだったが、80年代後半には立川、八王子を越え、山梨県に突入してしまったほどだった。
都内にはマイホームを持つことが困難になる、そんな異常な時代でした。

日本で溢れた投資マネーは国内に留まらず、アメリカやオーストラリアなど海外の不動産にも向かいました。
日本全国の地価総額が、面積が数十倍ある米国全土の地価を上回るような、そんな異常なバブルでした。
遊休地であろうと売却が不可能な工場用地であろうと、土地を所有しているというだけでその会社の評価が上がり、株価が急騰しました。
株価は1989年末に空前の天井を打ちましたが、前後して不動産価格も大暴落が始まるのでした。

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